キャッシング契約と審査通過後の契約の違いとは
キャッシングとは消費貸借契約であるとお話しましたが、その金銭消費貸借契約が成立するためには、金銭の授受とその返還の合意がなされていなければなりません。
金銭消費貸借契約の特徴のひとつとして、要物契約という点があります。 要物契約とは目的物を引き渡した時点で成立する契約のことを言いますが(通常、契約とは当事者同士で「申込」と「承諾」があれば契約成立となります)、キャッシングで言えば、金銭の借り入れが実際にあった時点で金銭消費貸借契約が成立することになります。
となると、新規でキャッシングカードを作る場合において、審査通過したらかわす契約がありますよね?あれは、何の契約なのでしょうか?
あれは、近い将来、その当事者間でキャッシング契約、すなわち、貸主側は金銭消費貸借契約締結を申し込まれたら、それに合意して契約締結しなければならないという債務を負うという、「消費貸借の予約」契約と考えます。
その担保が「カードの発行」ということになります。 逆に借主側も、貸主側からの「その代わりにウチのルールに従ってもらいますからね」というルールを守る債務を負うことになるのです。
このように、審査通過後に交わされる契約というのは、金銭消費貸借契約とは別個の契約になるのです。
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2010年04月04日 コメント&トラックバック(0) | トラックバックURL |
カテゴリ: キャッシング関連の法律
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